★エコノミー症候群(末端血栓)
エコノミー症候群とは下肢静脈血栓症と肺塞栓症の合併症です。
ふとももの付け根やひざの裏にある静脈に血栓ができ、立ち上がり歩き始めた時に血液の流れにのって肺に達し、肺の血管を塞いでしまうためおこります。この血栓が脳や心臓に達すると脳卒中や心臓発作などを引き起こす原因になります。

飛行機の中は気圧が0.8気圧、酸素濃度は通常の80%前後、湿度は15%前後、1時間に80mlの水分が失われています。
成田→ロサンゼルスのフライトで約1リットルの水分が失われる計算になります。 フライト中は1時間に80mlの水分を取ることが大切です。
また、ストレッチ体操や機内を歩き足を動かしましょう。 アルコール・コーヒーなどは利尿作用がありますのでなるべく飲まないよう心がけましょう。
ファーストクラス、ビジネスクラスをご利用の方も肺塞栓症が起こることもありますのでご注意を。
飛行機に乗る前に必ず1リットルのペットボトル(日田天領水)を持参しましょう。
機内で行える深部静脈血栓症の予防対策(日本航空)
http://www.jal.co.jp/safety/fly/economy.html
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